ファブリックメーカーのオフィスインテリアの計画。メーカーの持つ技術を使って、建材や外部のマテリアルをインテリアに持ち込みました。

一般的な建材や外部の風景をマテリアルとして、布に転写することで、やわらかく風に揺れ、季節によって表情を変える、建材としての布の使われ方を考えました。高性能リアルプリント技術や、繊維を部分的に溶かすことでグラフィックを自在に透かしで表現することのできる技術を用いて、パーテーションをデザインしています。ミーティグスペースは壁面に用いた木目をリアルサイズで、布に転写し、透かすことで、壁のリアルな木目と透かしの木目が入り混じる空間になっています。